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| 2014.09.18 Thursday | - | - |
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どうなる? 私のID !? 02:46
現在私がアメリカで持っているパスポート以外の唯一の公的証明書 NON DRIVERS LICENCE(運転しない人の証明書)。
この期限が残り2週間弱となりました。 アメリカ国内での旅行の時、お酒を買う時、ショッピングする時(特にカードでの支払い)、 時々ID(公的証明書)を出すように言われるのですが、 いつもパスポートを持ち歩くには危険なので、このNON DRIVERS LICENCEを見せてきました。 本来3年の赴任期間の予定が延びてしまったので、 このIDの期限も延長してもらわなくては少々、生活が面倒になります。 ただでさえ気が重いお役所仕事。おまけに英語のやりとり。 そしてこのIDを発行してもらった時は、夫の会社の現地のスタッフさんが付き添って手助けしてくれたのでとても助かったのですが、 何とこのスタッフさんが辞められてから、引き継ぎの人がいないということで、 個人でやらなくてはならなくなりました。 本当ーーにやりたくなーーい!! けどやらなければならないので、意を決してNON DRIVERS LICENCEを発行する DMV(免許センターのようなもの)へ昨日行ってきましたよ。 このDAFFY'Sの上8階にあります。 まずはInformationにいるスタッフさんに、「今日はどうしたんですか?」 と聞かれ、私「IDの延長をしにきたんです」と答えると、 スタッフ不思議そうに「なんで延長するんですか?」 と聞かれ(???) 私「まだNYに住むからです」 みたいなことを答えました。というか、延長手続きしなくてもいいの?とつい疑問が出てしまうような スタッフさんの怪訝な顔を見てちょっと思った私。 その後、窓口番号と書類を渡され、電子手帳で調べながら何とか書類を埋めました。 ↑どのデスクで何番が呼ばれているかわかるようになっています。 30分くらい待って呼ばれ行ってみると、窓口の人は中年の恰幅良い女性でした。 IDと書類、パスポートを見せて、延長したい旨を伝えると、 女性「あなた、SSN(ソーシャル セキュリティー ナンバー 社会保険番号)がないんだけど?」 と聞かれました。 私は特殊なビザでアメリカ国民誰もが持っているSSNを持つことができません。 持っていないことを伝えるとすぐに 女性「Back later!(後で来な)」 と言葉を投げられました。(かなり横柄な態度です) 私は食い下がって 私「私はビザの関係でSSNが持てない。以前にNON DRIVERS LICENCEをゲットしている。期間延長したいだけだ」 ととにかく何の説明もなく帰されるのもしゃくに触り何とか言ってみると、 女性が隣の男性とあざ笑いながら、 「彼女、SSN持っていないんだって〜。どうしたらいいかしら?」 みたいな(英語が早口で何を言っているかわからないけれど、とにかくわからなくても馬鹿にされたような雰囲気はわかる) ことを言い、男性に「あなたがヘルプしてよ〜」 と言っていました。 とにかく、二人が笑い合っているのは、英語もろくに話せない日本人女性でSSNも持っていない子が来て大変〜 と言った内容でしょうか。(私ムカムカッ!) 本当にアメリカに来て1、2を争うほど頭にきましたね。 その二人の会話を頭にきながら終わるのを待って、 女性は何やら書類を出してこんなものを↓ ↑「go to information for office SS address(ソーシャルセキュリティーオフィスのインフォメーションへ行け)」 と書いてよこされました。 そしてまたも 「Back later!(後で来い!)」 と。 もう、とにかく感じの悪いこと!! 夫に延長が出来なかったことをメールで伝えると、 夫から、「私が特殊なビザでSSNを持てないということを証明する書類が必要そうだ」 また「こちらのスタッフは決まった事務手続きしかできないから特殊なケースを知らない可能性が高い」 とメールで返ってきました。 と言うことは、今度はSSO(ソーシャル セキュリティー オフィス )に行って、 私はビザの関係で、SSNを持てないと言った内容の書類を貰って来なければならなくなりました。 アメリカでSSNを持たない人は年金をもらえず、働くことも出来ません。 それだけでなく、銀行の口座開設やクレジットカード、携帯電話の所有もできません。 つまりSSNがないということは社会生活を送れず、まあ言わば不法移民と同じように見られちゃうんです。 レアなケースでDMVのスタッフが知らず↑のイメージだけでいたのなら、 対応された態度も何となく納得。。。 そして嫌なことは早く終わらそうと、今日はSSOへ。 今度の窓口の人は良い人だといいな〜。 と願うばかり。(窓口の人で対応が変わるのですよ。。) 午前中にダウンタウンにあるSSOへ30分ほど地下鉄に乗って行くと、、、、 これまた体格の良い男の人が 男の人「何しにきたの?」 と仁王立ちで立っていました。 私「SSOへ行きたいんだけど」 と言うと。 男の人 「先週からSSOはシャットダウン(閉まっている)。用件はここに書いてある電話番号へ電話して」 と言われました。 「へっ??、、、、、何で閉まっているの?じゃあ、いつ開くんだ?」 としばし考え、私気づきました!!! そーだった!今アメリカ政府機関ストップしてたんだ!! 9月の予算案を巡る与野党の対立で、警察や消防、軍、航空管制室、FBI,医療機関などを除く 一部政府機関がストップしていたのでした!! はー。こんなところにも余波があったのか。 そういや、公務員のみなさん、無給で自宅待機している最中でした。 これは与野党の合意があるまではSSOも開かないでしょうね〜。 何とかして下さいよ。政治家のみなさん。 でももし開いても激混みなんだろうなあ。 と私の新IDゲットがさらに前途多難な様子に、気が重い毎日です。。。
| 2013.10.09 Wednesday | トラブル | comments(6) |
処方箋ゲット! 01:51
ワタクシ、やりました!頑張りました!ゲットしました!
何が?って コンタクトを買う為の処方箋↓ 嬉しー♪これこれ、ものすごく欲しかったのですよ! この処方箋をゲットするまでに、いろいろと悩みましたよー。 日本から一年分の使い捨てコンタクトを買って持って来て、 お出かけしないときは眼鏡で過ごし、 毎回大切にチビチビと使っていましたが、 とうとう今年の9月ですべてなくなりました。 こちらでも処方箋がないとコンタクトレンズは購入できないんですよねー。 じゃあ、眼科に行ってくればいいじゃない? という簡単な話になると思いますが、 そんな簡単なことじゃないのですよーーーー。私には。。。 英語だけで電話予約して、英語だけで病院の診察を受けて、英語だけでコンタクトを購入しなくてはならない。。。。(って当たり前だけど) 英語がイヤな私はニューヨーク便利帳で日本語が通じる眼科を調べて、電話で聞いてみたところ、(逃げられるものなら逃げたいという思いから) 最初の初診料500ドル、コンタクトが大体100ドル と言われ、「えーそんなに高いのー?」と絶句。 そしてそして、一体いくら保険でまかなわれるのか、保険会社に聞いたところ、 「眼科のカバーはありません。」 との解答。 会社の保険には健康保険がついているが、眼科はオプションでそれには加入されていないとのこと。。。 ということは、、すべて実費ですよー!600ドルも! 夫の会社の人に聞いてもらったところ、他の眼科で初診料100ドルくらいで大丈夫だったという眼科を教えてもらいました。 もちろん、英語。。。。 仕方ないので意を決して英語で電話をかけてみるも、 何だか「目医者はいない」と言われてしまいました。 そんなことはない、知り合いに聞いたんだからと言い返したい気持ちは山ほどありましたが、 それが英語ですらすらとは出て来ないし、電話で早口で言われるとそれまた何を言っているのか理解できない。。 すぐに断念。おまけに「Thank you」とお礼まで言ってガチャリ。ヨワヨワな私。 夫にその話をすると、「じゃあ、お店に直に言って聞いてこい!」と。 嫌々、お店の住所に行ってみるも、ビルの中の2階にその眼科があり、外からは病院かわからず(中に入れない臆病な私)、 小心者の私はこれまた逃げ帰ってきました。。。 結局ないと困るので、日本のコンタクトレンズをネットで購入し、それを義理の両親に送ってもらうということに。 夫からは何も逆輸入しなくても。。。愚の骨頂だ。と呆れていましたが、 その方が輸送費かけても一万円くらいで済んだんです。 ただ、12月には日本に一時帰国する予定だったので、 最低限の4箱しか買わず、日本に帰った時に眼科で目も検査してもらって大量に買って来ようと思っていました。 が、、、、、 12月の一時帰国の話は流れ、、、(ガーン) 赴任が終わるまで帰れなくなりそうになり、 それでも何とか交渉の末、2月に帰れるようにはなったのですが、 またもやコンタクトレンズが足りないー!! との結果に。 もう、ずっと眼鏡でいようかしら。 ととにかく眼科探しもしたくない私。 夫の同僚がコストコで買ったら初診料も安かったということも聞き、 先日行ったディスカウントストアー「ターゲット」なら安いのでは? と見に行ってきました。 これまたビビリな私は夫に「一緒に行って話を聞いて〜」 と頼みましたが、 超スパルタな我が夫、 「ふざけんな。自分一人で行ってやってこい!」 の一言。 平日やること、家庭のこと、子供の学校のこと、自分のことは自力で奈美がやりなさい と決して甘えが許されない我が家。 そりゃあね、日本語だったら「はいはい♪」と言えますけど、 (話を一緒に聞くくらいいいじゃないー!!) と心の中では恨みつらみで一杯。 でも、店員のおじいちゃまがとっても優しい人で、 優しくゆっくり説明してくれたので、 値段も検査代が100ドルくらい、コンタクトは半年分で180ドルくらいということもわかり、 それではここでお願いしますと、 何とか書類を4枚書いたり、時間をおいてのドクターの目の検査も受けられ、 コンタクトレンズも半年分買う手続きがとれました! そして、無事に処方箋も手に入れられ、これからはこの処方箋があればどのお店でも購入できるとのこと。 それも期限は1年間。 これで残りアメリカ生活乗り切れそうです♪ はー。やっと一つの難題が乗り越えられました。 私が処方箋を持って「やったーやったー!」 と喜んでいると、隣で夫、 「な、達成感あっただろ?」 ですって。。。(オイオイ。) 確かに軟弱な私ですけど、日頃いろいろと頑張っているんですよー。 本当はまだまだ、涙なしではいられない話がたくさんありますが、 それはまた追々、話していきますね。
| 2012.11.28 Wednesday | トラブル | comments(4) |
我が家の一大事!! 00:00
我が夫、実は目の病気で4月7日から4日間(移動日を除くと日本で活動できたのは実質1日)。緊急一時帰国しました。
3月下旬に突然、夫の会社から電話があり、 片目の調子が悪いので至急、眼科の病院を調べてくれとの指令が入り(もともと夫は目に疾患を患っています)、 ただ事でない様子に(娘とお昼寝中の私)、すっかり目が覚め、急いでホームドクターに電話して眼科を紹介してもらいました。後から旦那の一大事に寝ていたなんて!なんて夫に言われましたが(笑) でも、紹介してもらったところ、日本語通じません(泣)。 必死で電話をかけて、たどたどしい英語で予約したい旨話したところ、 何とその日はドクターはもう帰ってしまったとのこと。 来週の月曜日になると言われ、とりあえず月曜日の朝に予約を取りました。(後でキャンセルすることになりましたが) でも、緊急だった為、もう一度ホームドクターに電話して、他に病院がないかと調べてもらい、 日本語のオペレーターがいる眼科を(ニューヨーク便利帳に載っている)というだけでしたが、 紹介してもらい、そちらの病院に電話。 そこの病院も受診時間は終わっていましたが、緊急そうな為、何とかドクターに頼んで診てもらえそうなことに。 詳しい状態が私ではわからないため、夫から電話してもらい(夫仕事中でなかなかつかまえられずハラハラしましたが)、何とかその日中に受診して診て頂けました。 結果 「角膜移植しかない」 とのこと。。。。 角膜移植!?どうする?どうするーーーー?? アメリカで手術する方が角膜が手に入りやすいって聞くけど、こちらで手術すべき? でもどれくらい費用が、日数がかかるのか? etc。いろいろなことが頭に浮かびましたが、こちらの診断は、英語なので詳しい現在の状態もよくわからず、また日本人のオペレーターがいるとはいえ、それほど専門知識のない人がただ、簡略的に訳してくれるだけなので、さっぱりわかりません。 夫は自力で調べ上げ、恐らく自分の目の状態はこんなところだろうと、現在の状態をつかんでいましたが、 それが本当に今そうなのか、わからないということが心配や不安を増長させました。 病気になるなどの緊急の場合、何よりも知りたいのは情報です。 正しい情報が得られない、この環境。打つ手が読めない状態では何もできません。 幸運なことに私の周りではママ友や、ママ友のご主人がお医者様という人が多くいるため、 連絡を取っていろいろと相談&紹介をしてもらいました。 このままアメリカの病院に通っても、高額な医療(眼科は保険が利かないことが多いです)と 手術しかないとの診断しかないため、お友達のママ友から「日本に帰れるなら一度帰るべき」と背中も押され 夫も日本へ帰って専門医に診てもらうことを決断しました。 そして善は急げ!4月7日に4日間だけで日本に行って診てもらってきました。 結果 今すぐ失明することはないけれど、適切な時に適切な処置をしなければならない とのこと。 ひとまず、どんな状態か、処置もすれば良くなるということがわかり、 少し安心しました。 こちらではすぐに手術という運びになりますが、日本では今ある状態を良くするという診察をしてくださるので、国によっても診断が違うねとも夫と話していました。 お医者様のママ友にも報告したところ、 ママ友「国によって診断が違うというのではなく、恐らく日本の方が診断、治療がすぐれていると思います。丁寧できめ細やかなのよね」 と。 まさに!おっしゃる通り!! 他国で生活してみて何より感じることは、日本はサービスが行き届いているということ。何よりも細やかで親切です。もちろん、こちらの人のたくさんの思いやりや優しさにふれ、暖かい気持ちになったことも何度とありましたが、基本的なお店でのサービスなんてお金を出さないとやってもらえません。飲食店での「安くて、美味しくて、サービス良し!」なんて皆無です。日本じゃよくありますけどね。 おっと!横道それましたが そんなこんなで、我が家で一大事が起こっていました。 私は大したことしてないんですけど、 それでも何だか私なりに精神的に辛いものでもありました。 と言っても、一番大変だったのは夫なんですけどね。夫は本当に大変だったことと思います。 仕事を休むわけに行かないと、土日を使って日本に帰り、トンボ帰りして戻って来た日にそのまま仕事をしに行きましたから。片目も見えないのにねえ。。 また、今回の件で、急な帰国に夫の両親、ママ友、ママ友ご主人などたくさんの方々にお世話になりました。 様々な相談に乗って頂き、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 本当にどうもありがとうございました。 さて、娘はいうと、、、、 先日のパパの帰国でたくさんのお土産をゲットし、 笑顔笑顔の娘でした。 パパの一大事、あまりわかっていないんだろうなあ(笑)。ま、あまり心配させたくないからいいけどね。 ↑夫の両親からのお土産や、パパが買って来てくれたお土産でいっぱい!! 日本には夢のようにプリキュアグッズがあるんだねえ!なんて 大好きなプリキュアに囲まれ、笑いが止まらない娘でした。
| 2012.05.04 Friday | トラブル | comments(2) |
アメリカ医療 08:35
前のブログで娘の湿疹について書きましたが、
こちらにきて最も困る事と言えば、やはり病気になった時のこと。 とくに子供の急な病気には、勝手を知らない国に住むとなると親にとっても心細いものです。 こちらでは全員が保険に入れるわけではありません。 そして、考えられないような高額な医療費がかかります。 誰もが保険に入れて、すぐに医師にかかりつけられる、それがどんなに恵まれていることか! 他国に住んでいると、身に染みて日本の医療の高さと高水準な保険を感じずにいられません。 日本にいた時はマンションのすぐ下に病院があったため、子供の急な発熱でもすぐに見てもらうことができました。 金額だって保険が利いて、それほど心配せずにすぐにかかりつけられます。 それも、医師に診断してもらい、薬を飲ませたら、親としたら安心しますよね。 私は日本にいた時には子供も私も具合が悪いとすぐに病院に行って、薬を処方してもらい、飲ませていました。 9月に渡米して、それまで幸運なことに娘も風邪一つ引かずにいましたが、とうとう2月にひどい風邪を引き、そして喘息かと思うほどの咳に苦しみました。 それは朝から夜までひどい咳で、何かを食べさせようものなら、すぐに吐きだし(何度も私の手の中で吐きました)、呼吸もするのも苦しそう。。。 急いでまずはホームドクターとなる、そして日本語も通じる病院を探しました。 アメリカではまずはホームドクターを認定することが必要です。 日本では皮膚科、、整形外科など各科によって受診しますが、こちらではまずホームドクターを決め、そこから他の科へ紹介してもらいます。 ホームドクターがいないと正直貧困層と見られるそうです。 夫の会社の上司の奥様から、この先生なら信用できると一押しの44st Bet 5 and 6 ave「安心メディカルの服部先生」を教えていただいたので、迷わずそこへ連絡。 こちらでは、電話予約の上病院に行きます。 そのため、日本のように何時間も待つことなく、待っても15分くらいで医師にじっくり見ていただくことができます。でも、予約でいっぱいだと、その日中に診てもらえないことも。 急を要する場合いは、こちらでは予約患者との間に入れてもらえることもあります。 前評判の通り、とっても穏やかで、じっくり話を聞いてくれる、とっても優しい先生でした。 見知らぬ地での娘の病気。心細く、取り乱していた私にはまさに救いの神様に見えたぐらいです! 娘も服部先生には初対面にもかかわらず、すっかり心を許したようで(後で聞いたら、アンパンマンのジャムおじさんに似ていたから 笑と言っていました)、全然泣かずに先生の話を安心して聞いているようでした。 アメリカに来て、日本のサービスの高さを日々感じてはいましたが、こと、ここに限っては、日本と同じように安心して受診できる病院だと言うことは胸を張って言えます。 娘を先生に見て頂き、ほっとしましたが、先生からは、アメリカではあまり子供に薬を出さず、子供の免疫力をつけるため、また、自然治癒力での治りが一番いいとの判断から、お薬はよほどのことがない限り出しませんとの説明を頂きました。 確かに、アメリカの処方箋を出す薬局?コンビニのようなものに6歳以下の子供の風邪薬(シロップ)はあまり置いていません。少しは置いていいますが。。。 と言うのも、以前に風邪シロップで亡くなった乳児が何人か出たらしく、それ以来あまり乳児のシロップは販売で出さなくなったようです。乳児に限っては病院の医師の処方で薬を出されるようにしているようです。 その丁寧な説明にも納得できたので、とりあえずあと3日くらいは様子を見てみることにして、その日は帰りました。(ぐったりした子供をタクシーに乗って連れて行くのも相当大変だったのです、、、、ストローラー=ベビーカーを乗せるのも一苦労です。タクシーの運転手さんに多めにチップを渡して、娘が病気だからトランクからストローラーを出して欲しいと、頼んだり、私は取り乱していました。) 薬を処方されたわけではないので、食べるたびに咳で吐いた始末&夜中の咳で寝れない娘の看病と、本当に私自身も参りましたが、先生のおっしゃる通り、3日も経てば状況も改善され、娘も元気になりました。 そんなこんなで、実はもっと大変なこともたくさんあったのですが、病院からメトロで帰ろうとしたら、メトロに黒人の人が目と口を布でかぶされ、横倒しにされていてそのそばに警官がいて、地下鉄に入れず徒歩で42stから我が家まで歩いて帰ったり、気管を広げるお薬だけ出されたのですが(咳止めではなく)、それを手に入れるまで、英語で苦労したりとか(笑)。。 今だから笑って言えますが、当時の私はかなりいっぱいいっぱいのクタクタの出来事でした。 ただ、日本語が通じて、じっくり悩みや心配ごとを言えるお医者様がいたことには本当に感謝です。 ホームドクターを服部先生にして良かった!です。子供の病気で心配な時に細かく説明してもらえるのは安心します。 実は私の2年くらい続いた不眠症も先生にかかり治りました! 娘の入学するにあたって、アメリカでは日本と違って予防接種が多いのですが、娘は服部先生の所で注射で泣いたことはありません。 良い先生に出会えたことに心から感謝です。 アメリカの医療は前述した通り高額です。 一回の受診で220ドルとか!(16000円くらい?)ただ、診察してもらってですよ! もちろん薬代は別。 夫の会社の保険のネットワークで今のところ診療代のほとんどがまかなえているようですが、 いつまた別に請求がくるのではと、気が気でありません。どの程度までこの保険でまかなえるのかしら? 今でも日本に帰って、病院に行ってお薬を多めに貰いたいものです。 (笑い話) 夫の肩に大きな出来物(直径5〜6cm)ができ、膿をもち痛がりました。 その後、安心メディカルとは別の病院にかかりつけ、その日に切開することに。 医師は「時間がないので後は奥様に脂肪を出して貰ってください」と言われたそう。CTもレントゲンもなしにいきなり切開。おまけに残りの膿と脂肪は伴侶に出してもらってとのこと。私はせっせその後10日間夫の肩の膿と脂肪を出すはめに、、、。日本ではありえない。。。ガンだったらどうするのだろう?!
| 2011.07.27 Wednesday | トラブル | comments(11) |
難題! 学校選び ついに入園決定! その3完結編 13:45
さあ! やっと決まります。 娘の学校。 およそ半年かかりました。。 夫が見つけてきてくれた、ニュージャージーの日本人学校全日制幼少部。 今住んでいる所からハドソン川を挟んで反対側にあります。 早速学校に連絡し、見学をさせてもうらうことにしました。 そこは緑豊かな、のどかな学園風景。 マンハッタンの学校では、屋上のプレイグランドと近隣でのプレイグランドで子供達を遊ばせていたようでしたが、ここNJは年少組のクラスからすぐに外に出て遊べるプレイグランドがありました。いろいろな大きさの滑り台、お砂場、また、そこで育てる野菜達。 娘はずっと大はしゃぎで遊んでいました 環境よし!先生方の雰囲気も良し!通っている生徒も生き生きしています。 廊下に貼ってある書道の字のうまさを見ても、何だか皆賢そうに見えてきます。 気にしていた通園ですが、ドアツードアでのスクールバスが出るとのこと。 給食も週3日希望者には出る(マンハッタンは毎日お弁当でした)。 いいね〜いいね〜! 娘に「ここの学校行ってみたい?」と聞くと、 迷わず「うん!」と。 ここにぜひ通わせたい!というか、もうここがダメだと他はないよね。。。日本に帰るまで私がマンツーか?!、、、いやそれだけは避けたい(笑)。 そんな様々な思いも錯綜し、私たちはNJの学校を受験するに当たって、またも家族一丸となるのでした。 受験申し込み書類を12月中に送り、私は必要書類+「なぜその学校に娘を入れたいのか」と言った熱い内容のお手紙も添えました。 ほとんど落ちることはないとは聞いていましたが、念には念を入れて、、、 そして2月2日。受験の日。 あらかじめヨーグルトを出されると聞いていたので、娘にはいろいろな味のヨーグルトを食べさせて慣れるようにしましたが、娘はヨーグルトが苦手のようでなかなか食べる気が進みませんでした。 学校から、「ヨーグルトはアレルギーなどありませんか?」 と前もって電話で聞かれた時、「アレルギーはありません。苦手なようで今ヨーグルトを食べる練習をしています!」と私が答えたら、大笑いされ、後に先生方で話題になっていたようです。 実際ヨーグルトを食べたのか?、、、実はわかりません。(笑) 娘は緊張のあまり、親と離れて約一時間の間、ほとんど話をしなかった模様。 後から「どうだった?」と聞いても、ずっと固まったまま。動揺したままでいました。 後から先生に「Rちゃん、お話できますよね?話の内容は理解しているようなのですが。」 と聞かれ、私は「家じゃあ一日中おしゃべりしています!」と必死にアピール。 (全然話さなかったんだ、、、もしやダメか?!、、、。) と不安になりましたが、何よりも親と離されても泣きわめかず、しっかりと先生や他の子供と一緒に過ごした娘を「偉かったね。頑張ったね〜 (泣)」と感激する方が大きかっ たです。 考えてみれば、試験と呼ばれるものを受けさせたのは初めてです。 子供の事で、こんなに心配になったり緊張するなんて これから様々な受験をする、子供の親御さんの気持ちがわかる気がします。 結果は2週間後。通知が送られるとのこと。 それが、1週間後には届きました。 「合格」 この通知をみて、私も娘も両手を握って、ぴょんぴょん飛び跳ねて喜びました。 その後もずっと合格通知を手に持って離さずにいる娘。 パパには自分から話すと言って「ママはパパにいわないで〜!」と、仕事から帰ってきた夫に自分から合格通知を見せに行っていました。 こんなに小さいけれど、自分が他の人から認められたと誇りに思うようですね。 その日は自信に満ちあふれ、輝いた笑顔の娘を見て、本当に良かったと心からほっとしました。 4月からいきなり一人バスに乗って通います。 今度はそれが試練だね〜。 でも頑張って乗り越えるんだよ。 どうか元気に楽しく学園生活を送ってくれますように。 と願わずにはいられない母なのでした。 およそ半年間奔走した、学校選び、ほっと一段落です。
| 2011.03.08 Tuesday | トラブル | comments(6) |
難題! 学校選び ついに入園決定! その2 13:36
さて、前回マンハッタン日本人学校入園を辞退した私たち。 その後、学校長から電話がありました。 「今回は大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。いろいろと上の方と掛け合いまして、○○様にはぜひ当校に入園していただきたく、最初の見積もり通りの金額でいいのでぜひもう一度入園をお考えいただけないでしょうか」と言った内容。 (はい?元の金額でいいの?)私はあまりに馬鹿げた話に思わず絶句。 そもそも、お金の話ではないのですよ。入園しない理由は。。。 こんな風にいつも話が2転3転する。もう信用がなくなっている訳です。 「お金うんぬんの話ではなく、進級できない子供を入園させても、子供に辛い思いをさせるだけです。気持ちは変わりません。入園はしません。」 と私もきっぱり断りました。 こんな学校経営、安心して我が子を預けられません。 ただ、否定的なことばかり言ってしまいましたが、こちらの学校の先生方はとても優秀だともっぱらの噂。真剣に教育について大学院まで行って勉強した先生方が多くとても評判はいいのです。正直後ろ髪を引かれる思いもありましたが、もう戻る気持ちはありませんでした。 さあ、娘の学校はどうしましょう? 現地校は9月からの入園。その時は11月。ほとんどの学校に空きはありません。 また、来年度の募集も一年前からなのでもう終わっています。 あまりお金の話も野暮ですが、こちらの授業料は目が飛び出るほど高い!! 一番近くのPre school は朝8時30分から11時30分の三時間、月〜金まででなんと24000ドル/年!!(200万円くらい?)他にも雑費もかかるのでそれ以上です。 こちらでは幼稚園は義務教育ではないので、入れたい人、入れられる人がのちのちの有名キンダーガーデン(小学校)に入れる登竜門としてプレスクールに入れています。また、親のある程度の語学力も必要らしく、なぜその幼稚園に入れたいのか?と言った作文を英語で書かされるという噂も聞きました。 無理だ、、、。私には出来ない。。。やっぱり現地校は無理。(笑) そんな時夫が、隣の州だけどこんな日本人学校があるよ、と調べてくれました。 それが今度4月から通う予定のニュージャージーの日本人学校です! 見れば見るほど私たちの要望にあった内容。 ここなら娘を安心して預けられるかもしれない。 そんなかすかな希望がさしてきました。 その3に続く
| 2011.02.26 Saturday | トラブル | comments(8) |
難題! 学校選び ついに入園決定!その1 08:17
いろいろと難航していた娘の幼稚園がついに決まりました! 4月からお隣の州の、日本人学校全日制に娘は通います えっ?何で隣の州かって?今住んでいるマンハッタンの学校じゃないの? と思われた方もいるでしょう、、、。ええ。。。当初はマンハッタンの学校に通うつもりでした。。受験もしました。合格もしました。 でも断りました!!(怒) なぜか? この話題を話し出すと長ーくなりそうなので、この学校選びに関しては、何回かに分けて更新したいと思っています。 さて、私たち夫婦は日本にいる時から、娘には日本人学校に通わせる事に決めていました。 アメリカにいるのは2〜3年の予定ですし、娘に英語を話せるようにはなって欲しいけれど、日本に帰ってきてから日本語も中途半端、英語も中途半端になっても本人が辛いだろう。やっぱりまずは母国語をしっかり話せるようになってからだね、英語は別に話せなくてもいいね。とお互いに意見が一致。 また、いろいろな海外生活セミナーに出席して、お話を聞いたところ ○2〜3年赴任で未就学児→日本人学校。 ○5年以上未就学児→現地校。 ○また中学、高校のお子さんがいる家庭は現地校 がよいと言っていました。それが正解というわけではありませんが。 娘の性格はとにかく慎重、かつ恐がり。インドア派。なのでいきなり日本語の通じない学校に入れるのも大きなストレスを与えかねない為、迷わず日本人学校に決めました。 さて、どこに入れるか? マンハッタン内に日本人学校は一つしかありません。 はい!ここに決定!悩むこともありません。 NYに来て10月に学校見学、そして面接の試験を受けました。 面接の試験と言っても、親と試験官らしい人が簡単な質問のやり取りをして、その間子供はもう一人の先生と一緒に遊んでいるというだけのもの。まあ、子供の様子を見ているのでしょうけど。 私もかなーり緊張しました。前日にお子さんをそこに通わせていた、夫の上司の奥様にメールして質問内容の下調べもしましたし、メトロで通う確認を何度もしました。私、かなり方向音痴なので。 結果は2〜3日でと書類には書いてありましたが、面接が終わってその場で「合格」と言われ、その日は一日中興奮していました。 が、翌日届いた請求金額がなぜか当初に聞いていた金額より1500ドル高く計算されてました。 はい?1500ドル高いんですけど、、、!!我が目を疑ってすぐに学校に電話。 いつも電話で話していた事務の人に聞いた所、 事務の人「そうですか?事前に見積もりしていたんですか?でもこれが正しい請求書ですのでこれでご検討ください。」 私「(えっ?この人に見積もりしてもらったんだけど。別人?)はあ〜そうですか。では主人と相談します」 なんて、私も間抜けな答え方をしてしまい(笑)、後で夫に話したら「何でもっと怒らないんだ?おまえはアメリカに来てから気弱になっている(ん?私日本では強気だった?)。もう一度納得するように説明くださいと言いなさい!」 と一喝されたので、また翌日電話して、とりあえず学校長とその事務の人と私で会って説明を受ける事に。いきなり私にとってすごい冒険ですよ。 娘を連れてまたもや学校に行きました。メトロに乗って。 結局説明を受けたのは途中入園だったため、月割りだけでなく割高になるとのこと。計算間違いだった事を平謝りされました。 家に帰って夫と話し合って、「まあ、必要経費なら仕方のない」と妥協し、手配の上入園することにしました。 が、、、またそれから2日後学校の事務の方から電話が! 事務の人「あの〜。実はですね。昨日三歳からの入園者のリストを出したんですけど、娘さんは三歳からウェイティングに入る事がわかりまして、、、、」 私「は??ウェイティング??では娘は三歳になったら学校を追い出される訳ですか??」 事務の人「いえ、急に日本に帰られたりする方もいらっしゃるので、順番待ちなのですが、進級できないと決まったわけでもなく、、、もごもごもご。」 私「それで、去年はウェイティングから何人進級できたのですか? 事務の人「、、、、去年は0人です。」 私「(怒り無言)この間直接お話したばかりでまたこんな問題ですか?!(なんやかんや怒りの言葉)、、夫と相談します」 夫も大激怒だったと事は言う間でもまでもありません。夫は直ぐに電話して「入園しない」と即答。 そんなこんなで、娘の学校入園は一からやり直しになりました。。。。 まだまだ本当は長ーいやりとりと、その後の処理で時間と労力を費やしたことも話したいところですが、ひとまずここまでに。 他の年次より割高な入園料を払ってやっとのことで入園した後で、次の進級の時は人数が多いから進級できませんと学校から追い出される、、、これって教育者としてありですか?だったら最初から次の枠内で応募して欲しい。それも申請する前にきちんとした説明もほしいですよね〜。 せっかくお友達や先生と慣れた後に皆とバイバイすることになるなんて、子供になんて説明したらよいのでしょう? このシステムと考え方は国によって違うのでしょうか? こちらに来てから、何を言われ、何が起こってもその後夫婦共あまり気にしないようになりました。思ってもみないことが次から次へ起こるのですもの。 だってここは日本とは違うんだものねえ〜。と。 その2へ続く。(更新遅かったらごめんなさい)
| 2011.02.19 Saturday | トラブル | comments(2) |
OH MY GOD! 06:53
もはや2ヶ月前のアメリカへの出発そして到着の日のことです。 前述した通り、持ち家は賃貸に出す事にしたので、夫の仕事の休みの土日にお引っ越しをしました。それも渡米5日前の引っ越し作業。キツキツスケジュールです。 その後は私の実家にお世話になったり(夫はギリギリまで仕事があった為3日ホテル暮らし)、渡米する前日は夫の実家にお世話になりました。(実は結婚して8年経つのに一度も泊まった事がなかったんです。ちょっと緊張でした。) 渡米の日はそのまま夫の両親に見送りにも来てもらい(本当に良くして頂き、感謝感激でした)、 が、、、 その時も自分がこれからアメリカに住むなんて実感はこれっぽっちもなかったんです。 ただこれから先のさらなる大仕事。それで頭が一杯でした。 それは、、、、 13時間もの航空時間、娘とどのように過ごすか?という難題。 2歳8ヶ月の、とても興味一杯のさかり。さらにものすごくナーバスな性格の娘。 飛行機の中でちゃんと席について座っていられるだろうか?→いや無理。 飛行機の中で寝てくれるだろうか?→微妙。。。 飛行機の中で(しかもビジネスクラス。NY行きのビジネスクラスに小さな子供なんてなかなかいません。実際娘一人でした)、大泣きしたり発狂しないだろうか?→あるだろうなあ。。 なんていう心配が私の大部分を占めていました。 ビジネスクラス3人分のとてもとてもゆったりした座席だったのに、、、、 使われたのは2つ。。。 そう娘はご飯を食べる時も、寝る時もずっと私のお腹の上にいましたよ。 おまけに寝ても4時間くらい。 皆が寝ている中、私は周りを気にして、廊下を娘と徘徊。何往復も。 CAさんのいる台所に遊びに行ったりもしょっちゅう。 こんな小さな子がこの場にいるとは思わないCAさんはかわいがってくれましたけど、、。 ↑一人で座ったのは最初だけ。うーんこのボタンはなんでしゅかね〜てな感じ? 私はせっかくのビジネスクラス、食べる事も寝る事も、ましてや映画なんて見る事なんて出来ませんでしたが、JFK空港に着いた時は「やった〜!無事にアメリカに着いたぞ〜!」なんて達成感がありました。引っ越しも終わったし、これからは新生活!頭を切り替えようっと!なんてちょっとワクワク。 飛行機を降りるとすぐにアテンドをしてくれる人がいて、私たちを大勢の人が並んで入国手続きをしている中、何も並ぶ事なくすんなり入国させてくれ!?(ありがとう!夫の会社!)とってもとっても特別招待された気分でさらに私も興奮気味になりました。 が、、、! その後、待てど暮らせど、スーツケース一つ(私と娘の衣類が入ったもの)が出てこない でた〜!ロストバゲッジ!!。 本当にこんな事ってあるんだ、、、。 アテンドしてくれた人も「なんて言ったらいいのか、、、」なんて悲しげな顔。 それから2〜3時間して荷物の紛失届けを出しに行った夫。 娘と待っていたら夫とアテンドの嬉しそうな笑顔が!! 「間違えて持っていったという女性と会えたよ。」 とのこと。 とりあえず荷物があって良かった〜。戻しに来てくれたというだけでラッキーだったと考えよう!とタクシーに乗りマンハッタンのアパートメントへ。 やっと着いた〜!夫の会社に連絡しなくてはと、電話を夫はするが今度は繋がらない。。。 インターネットも繋がらない。。。夫大焦り。 アメリカ生活初日から、早速私たちはいろんな意味での洗礼を受けたのでした。。。
| 2010.12.06 Monday | トラブル | comments(4) |
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